土木工事の種類はなにがある?具体的な工事の内容や会社の選び方を紹介!

皆さん、こんにちは。群馬県みどり市を拠点に、公共工事をはじめとする土木工事や解体工事などを手掛けている高草木建設です。


土木工事と一口にいっても、さまざまな種類の工事があります。そのため、土木工事をしたいと就職しても、選び方によっては望んでいる工事現場に行けない可能性もあるかもしれません。


本記事では、土木工事の種類や具体的な工事内容、会社の選び方について解説します。関わりたい工事があるなら、ぜひ参考にしてみてください。




■土木工事についてわかりやすく解説



「土木工事士になりたい」そう考えていても、具体的にどういった仕事なのかよくわからない、という人もいるかもしれません。そこで、ここでは、土木工事について詳しく解説します。土木工事の仕事に興味があるなら、ぜひ参考にしてみてください。



・土木工事とは

土木工事とは、建築工事の中でも建物だけでなく、ダムや道路なども含めた建造物の建設や修繕工事のことです。土地の造成工事や下水道工事なども土木工事の一環であり、生活に密着している工事であるともいえます。建設工事には土木工事や建築工事が含まれていて、基礎工事や外構工事は土木工事、地面の上に建物を建築するのは建築工事といえるでしょう。



・土木工事は大きく分けると3種類

土木工事と一口にいっても、さまざまな仕事が含まれます。大きく分けると、主に基礎工事、造成工事、外構工事の3種類があり、それぞれ仕事が異なります。ここでは、土木工事の詳しい内容についてみていきましょう。


∟基礎工事

基礎工事とはその名のとおり建物の基礎部分を作る工事のことで、基礎工事がしっかりされていなければ、建物自体が不安定になってしまいます。たとえば、地盤が弱い場合は、そのまま建物を建てると地盤沈下を起こしてしまう危険もあるため、補強工事をしなければなりません。その際、地面に杭を打ち込んで基礎を支える工事のことを杭基礎と呼びます。そのほかには、地盤にとくに問題がない場合は、全面にコンクリートを張って建物を支えるような構造にもできます。


∟造成工事

建築物を建てる予定の土地が、必ずまっすぐになっているとは限りません。場合によっては高低差があったり歪んでいたりするでしょう。そういった際に必要なのが、造成工事です。また、大きな石や枯葉など、建築物を建てるのに邪魔になるような要素も取り除く必要があります。造成工事を行うことで、建築物をまっすぐに立てることができます。


∟外構工事

建築物を建てれば建設は終了、というわけではありません。実際には、庭園を造ったり大雨が降ったときの対策として土留めや盛り土をしたりといった工事も必要になります。そういった、建物以外の部分で重要な工事を担っているのが、外構工事です。




■土木工事は具体的になにがある?



土木工事には、さまざまな工事が含まれます。建築物を建てるだけでなく、道路工事やトンネル工事も土木工事のうちの一つです。土木工事の多くは公共事業であるため、公共事業に携わりたい、後世に残る仕事をしたいという人にはおすすめといえます。


ここでは、土木工事の具体的な内容について詳しくみていきましょう。



・道路工事

道路工事は、新規に道路を作る工事だけでなく、道路の修繕や改良なども行います。たとえば、道路にひびが入っている、道路が狭くて渋滞が多いから道路の増設や迂回路が必要などといったときには、土木工事をしなければなりません。



・トンネル工事

トンネル工事も、土木工事の一環です。トンネル工事は、山の中や地面の中に道路を貫通させたい場合に必要となります。また、地下鉄を造る際にも、トンネル工事が必要ですが、工事をする前に地盤の調査なども必要になります。



・下水道工事

下水管を敷設する工事が、下水道工事です。下水道工事を行うことで、公共用水域の水質保全などが可能になります。また、生活環境の改善にもつながる大切な工事です。一般的には、道路を掘り下げて下水管を設置し、再度道路を舗装しなおす工事が必要です。



・橋梁工事

橋梁工事では、コンクリートや鉄を使用して、川や海を渡るための橋をかける工事です。橋梁工事を行うことで、川に分断されている集落などをなくすこともできるでしょう。もちろん、劣化してきたら修繕も必要となります。



・河川・海岸工事

河川・海岸工事は、堤防などを作る仕事です。川に堤防を作っておくことで、地震のときに津波を防いだり、大雨のときに増水を食い止めたりできます。



・ダム工事

ダム工事をすることで、土砂流が起こりやすい地域では災害を防ぐことが可能です。また、雨が降らないときなど、ダムがあれば貯水池の役目も果たします。ダム工事には、砂防ダム工事やダム建設工事などがあります。



・空港建設工事

空港建設工事も土木工事の一つであり、空港の新設工事を行います。また、既存の空港の補強工事や修繕工事なども含まれます。そのほか、空港が老朽化したときや必要なくなったときには、解体工事もしなければなりません。



・土地区画整理工事

建物を建築する際に必要な造成工事や土地区画整理工事などを行うのが、土地区画整理工事です。小規模な建築物から大規模な建築物まで、建築工事を行うには土地区画整理工事をしなければなりません。



・砂防工事

砂防工事は、土砂崩れなどが起きないようにするための工事です。そのため、災害が起こりやすい地形の地域では、よく行われています。



・森林土木工事

森林土木工事は、治山や林道を調査し、山の急斜面の崩壊や土砂流の発生を抑制するための工事です。また、川であれば、上流部で渓岸浸食などの発生も食い止められます。これらの災害が起こると大惨事になってしまう可能性が高いため、重要な工事といえるでしょう。



・農業土木工事

農業土木工事は、農地に関する工事です。たとえば、農地の区画整理も農業土木工事です。また、かんがい排水施設の設置や農道の整備なども含まれます。農地の保全をすることで農業を守り、生産性を高めるために重要な工事です。




■土木業界で働くなら、どの工事を行っている会社がおすすめ?



もし土木工事に興味があり、これから土木工事の仕事をしたいと考えているなら、自分に合った会社を選ぶことも重要です。長く土木工事を続けたいのなら、さまざまな工事を行う会社を選ぶとよいでしょう。同じ土木業界の会社であっても、どのような仕事を得意としているのかは会社によって異なります。そのため、就職してみたら希望する工事をしていなかった、などということもあるかもしれません。幅広い工事を受注している会社であれば、その分さまざまな工事に携わることができ、多くの経験をつめるでしょう。スキルアップをしたい人や将来的に独立を視野に入れている人であればなおさら、さまざまな経験ができる会社を選ぶ必要があります。




本記事では、土木工事とはどういった仕事なのか、どのような種類があるのかといった部分を解説しました。土木工事とはいっても、その仕事内容はさまざまです。しかし、道路工事やダム建設、空港建設など暮らしていくうえで重要な仕事です。自分が携わった仕事を後々まで残せるだけでなく、多くの人に感謝される仕事なので、ぜひチャレンジしてみてください。




■高草木建設では、公共工事の土木施工管理技士を募集しています!



群馬県を拠点に公共工事や戸建ての新築・リフォームを行う会社が、高草木建設です。


公共工事をメインに行っているため、スケールの大きな現場を経験できるのが大きな特徴といえるでしょう。

また、規模が大きいだけでなく幅広い仕事を経験することもでき、さまざまなスキルを習得できます。


福利厚生も充実していて、建設業界にありがちな休日出勤や座員業は少なく、月20時間程度なのも働きやすい理由の一つです。


また、転勤や出張はなく、派遣される現場も会社があるみどり市内であることが多いため、家族がいる人も安心して働けるでしょう。


高草木建設では、土木施工管理技士のほか、土木作業員や重機オペレーターを募集しています。


土木業界にチャレンジしたい、転職してスキルアップしたいと考えているなら、ぜひお問い合わせください。やる気がある仲間をお待ちしています。




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