皆さん、はじめまして。群馬県みどり市を中心に、公共工事をはじめとして土木工事や解体工事など幅広く手がけている、株式会社高草木建設です。
弊社の仕事には、土木工事全般を管理する土木施工管理技士の存在が必要不可欠です。土木施工管理技士として、納得のいく転職先を選ぶには、ポイントを押さえておくことが大切です。
この記事では、土木施工管理技士が転職先を選ぶ時に知っておきたいポイントを解説します。
■土木施工管理技士の転職市場の動向と将来性
土木施工管理技士が業務を担う現場は、建物の基盤となる部分の工事のほか、橋梁・道路・トンネル・河川・ダムなどのインフラも含まれます。築年数が経ったインフラの修繕工事なども多く、インフラ工事の需要がなくなることはないため、土木施工管理技士の仕事量は安定しています。
少子高齢化および労働人口の減少に伴い、建設業界全体の就業者は年々減少しており、土木施工管理技士の人材不足が続いているのが現状です。このため、転職市場でも土木施工管理技士の資格を持つ人材の需要が高まっています。
建設業では、人材不足を解消するためにIT技術が随所に導入され、DX化も進んでいます。施工管理の業務負担の軽減につながり、労働環境の改善にも一役買っているのです。これらの状況から、土木施工管理技士の将来は明るいと言えます。
■まずは転職したい理由を整理しよう!
土木施工管理技士として転職したいと思っても、即行動に移すのではなく、転職を成功させるために自分の考えを整理することが大切です。
最初に仕事の現状を振り返り、不満や困っていることなどをピックアップします。こうすると、転職により改善したい点がはっきりするでしょう。
次に、転職先での具体的な未来設計を考えます。どのような仕事を通じてキャリアアップしたいのかを考えると、会社の条件も絞りやすくなります。会社の条件がある程度見えてきたら、条件に合う会社を探すと、転職の最終目標が達成できるでしょう。
■土木施工管理技士で転職する際に持っておきたいスキルや資格は?
土木施工管理技士の転職を成功させるには、持っておきたいスキルや資格が存在します。建築現場では、資格を持つ人員の配置がないとできない工事が多いため、ひとつでも多くスキルや資格を持っておくと転職先の選択肢が増え、有利となります。
身につけておきたいスキルとして、現場の状況を適切に判断できるスキルや、工事の工程を調整・マネジメントできるスキル、コミュニケーションスキルなどが重要です。これらのスキルは、工事全体を取り仕切る施工管理技士としてどの現場でも重宝します。
取得しておきたい資格は、土木施工管理技士1級・2級は言うまでもありませんが、その他にも技術士(技術士補)・コンクリート診断士・RCCM(シビルコンサルティングマネージャー)などが挙げられます。いずれの資格も、試験に合格することで取得できます。
■土木施工管理技士で転職先の選び方のポイントとは?
土木施工管理技士として転職先を選ぶ時には、ポイントをしっかりと把握しておくことが大切です。前もって情報収集を確実にすると、目的に合った転職先が選べます。チェックすべきポイントの項目について考えてみましょう。
・会社の信頼性や安定性を確かめる
土木施工管理技士の需要は高いものの、勤務する会社の信頼性や安定性が高くないと、スムーズな仕事の受注は見込めません。そのため、会社自体の信頼性や安定性も重視したいポイントです。
これらを確かめるには、労働環境への注目が大切です。社員の離職率が高いと、会社に蓄積される技術も少なくなり、若手に技術が継承されなくなります。残業が多い・休みが少ないなどの懸念点がないかチェックが必要です。
・会社が取り扱っているプロジェクトの性質や規模を確かめる
転職先の会社で、自分が取り組みたい仕事ができるかどうかを知るには、会社が取り扱うプロジェクトについて確かめましょう。会社の規模や方向性によって、プロジェクトの内容は大きく異なるため、事前に知っておくことで転職の目標を達成できるようになります。
大企業で規模の大きい仕事に関わりたい・少数精鋭の会社で中心となって働きたいなど、希望する働き方は人それぞれです。できるだけ具体的に方向性を考えておくと、より自分の希望に近い会社が見つけられるでしょう。
・福利厚生やキャリアパスなどの仕組みを確かめる
会社で長く働くためには、会社の福利厚生やキャリアパスなどの体制も重要です。資格取得支援制度を設けている会社も増えており、資格を取得してキャリアアップを目指したい人はぜひ活用したい制度です。
仕組みを確かめるには、直接問い合わせるか、もしくは会社のホームページや採用ページなどの閲覧が確実です。
■土木施工管理技士の転職先は?活躍できる業界や職種はある?
土木施工管理技士が転職しようとした時の転職先には、施工管理を続けたい・違う職種に転職したいという選択肢ごとで、どのような仕事があるのでしょうか。それぞれについて詳しく見てみましょう。
・施工管理を続けたい
施工管理の仕事を続けたいのであれば、地元の建設会社(地場ゼネコン)や技術系公務員などが選択肢に挙がります。
地場ゼネコンでは、営業エリアを限定しているため、地元に密着した工事を受注しています。建築から土木まで工事全般を手がけ、施工技士として地域の発展に貢献したい人におすすめです。
公務員の中で、道路整備などの土木工事に携わる場合も、施工管理技士の知識を活かせます。資格を持っていれば、年齢に関わらず転職できる可能性が高い職種です。公務員は福利厚生が充実していることで知られています。
・経験は活かしたいが違う職種に転職したい
施工管理の経験を活かして、違う職種に転職を希望する場合は、建設コンサルタントもしくは建設IT系の会社も選択肢に含まれます。
建設コンサルタントは、社会インフラの問題を解決する仕事であり、建設業界の中でも人気が高まっています。土木施工管理技士として公共工事に携わった経験があれば、転職に成功する可能性は高いでしょう。
建設IT系の会社は、テック企業とも呼ばれており、テクノロジーを活用したサービスを建設業界や不動産業界に提供する会社です。建設業界のIT化やDX化が進んでいるものの、実際の導入に躊躇している会社も少なくありません。これらの会社の業務を支援するために、施工管理技士としての経験やテクノロジーの力が大きく期待されています。
■高草木建設では、土木施工管理技士を募集しています!
土木施工管理技士としての転職先を探している方は、高草木建設で一緒に働きませんか。弊社は、群馬県を拠点として公共工事および戸建ての新築・リフォーム工事を施工している会社です。
建築工事よりも土木工事をメインに扱っており、規模の大きい現場経験ができるため、の大きな仕事に取り組みたい方におすすめです。
弊社の強みは、社員だけでなく家族の生活も考えた福利厚生の充実さと、働きやすい環境です。残業も月20時間程度であり、無理なく働き続けることができます。社員の技術やスキルを正当に評価し、頑張りはしっかりと給料に反映いたしますので、やりがいを持って仕事に取り組んでいただけます。
土木施工管理技士のほか、土木作業員や重機オペレーターも募集しておりますので、興味のある方はぜひ弊社までお問い合わせください。
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