1級土木施工管理技士になるとどれくらい稼げる?平均年収や給与水準の実態を紹介!

皆さん、こんにちは。群馬県みどり市を拠点に、公共工事をはじめとする土木工事や解体工事などを手掛けている高草木建設です。


当社では、1級土木施工管理技士として働く方を募集しています。土木施工管理技士とは土木工事の現場で監督や責任者として働くやりがいのある仕事です。

この記事では、1級土木施工管理技士の給与体系や年収について詳しく紹介します。また、1級土木施工管理技士として稼いでいくためのコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。




■1級土木施工管理技士の年収は?2級とどう変わる?



1級土木施工管理技士とは、土木工事の現場で工事の計画を立てたり作業内容を管理したりする仕事のことです。

建設業法では工事現場や営業所に必ず土木施工管理技士を配置するよう義務付けています。そのため、資格を取得していれば現場で即戦力として活躍し、高い水準の給与を受け取れるようになります。

土木施工管理技士の資格には1級と2級の2種類があります。2級土木施工管理技士の資格があれば、各作業工程を確認する主任技術者として働くことができます。1級土木施工管理技士の資格があれば各作業工程の主任技術者という枠にとどまらず、現場全体を管理する監理技術者として働けるようになります。

もちろん、1級土木施工管理技士は2級土木施工管理技士に比べて年収も高くなります。より多くの現場で活躍して稼いでいきたい方は、1級土木施工管理技士の資格取得を目指すのがおすすめです。


厚生労働省による「令和4年度賃金構造基本統計調査」によると、土木施工管理技士の平均年収は、45.4歳で約573万円でした。こちらの調査によると、土木施工管理技士の月額給与は39万円前後、年間賞与額が約110万円となっています。

土木施工管理技士は資格手当などの高待遇を受けられるため、ほかの業種と比べ高い収入を得ることができます。駆け出しの時期は年収400万円以下ということもありますが、経験を積むうちに年収額が900万円以上にまでアップするケースも少なくありません。


2級土木施工管理技士の資格のみを取得している場合、平均年収額は300万~600万円ほどとなります。より大きな工事の監督を担当できる1級土木施工管理技士になれば、平均年収額も400万~700万円と大きくアップします。

もちろん、土木施工管理技士の収入額は経験や勤めている企業によって大きく変わってきます。経験を積み知識やスキルを蓄えることで収入をアップさせられるのは、資格職である土木施工管理技士ならではの魅力といえそうです。




■土木施工管理技士の年収が高い地域や企業規模別の給与水準を紹介



1級土木施工管理技士の給与体系は働くエリアによっても異なります。

「求人ボックス給料ナビ 土木施工管理の仕事の地域別給料」の調査によると、土木施工管理技士の年収額は関東地方で500万円でした。また、東海地方では488万円、関西地方では467万円という結果となっています。

甲信越・北陸地方の年収額は444万円、四国地方では435万円となっています。地域によっては、給与額がやや下がってしまうケースもあるので注意が必要です。

1級土木施工管理技士として収入アップを目指すのなら、給与水準が高いエリアを選ぶのがおすすめです。また、高待遇の条件で土木施工管理技士を募集している企業を選んで転職するという方法も考えられます。




■土木施工管理技士として、年収アップするにはどうしたらいい?



せっかく1級土木施工管理技士の資格を取得するのなら、年収アップを目指したいものです。ここからは、土木施工管理技士としてステップアップするためのコツを紹介していきます。



・高難易度の資格取得を目指す

土木施工管理技士としてキャリアを詰むのなら、まずは2級土木施工管理技士の資格を取得し、実務での経験を積みながら1級土木施工管理技士の資格にチャレンジするのがおすすめです。

1級土木施工管理技士の資格取得は難易度が高いものですが、合格すれば幅広い種類の工事に対応できるようになります。多くの企業では1級土木施工管理技士に対して高い資格手当を設定しているため、資格取得後には給与額の大幅アップが見込めます。

土木工事の現場で働くにあたっては、技術士や測量士、RCCM(シビルコンサルティングマネージャ:Registered Civil Engineering Consulting Manager)などの資格も役立ちます。難易度の高いこれらの資格の取得を目指し、キャリアアップにつなげていきましょう。



・さまざまな工事を経験してスキルを磨く

土木工事の分野では経験が重視されるため、資格を所有しているだけではなかなか給与額が上がりません。日々の実務を通して多くの経験を積み、収入アップを目指しましょう。

2級土木施工管理技士から1級土木施工管理技士へのステップアップでは、土木に関するすべての分野の知識を網羅する必要があります。バリエーション豊かな現場で多彩な工事を請け負うことで、自然とスキルは磨かれていきます。

1級土木施工管理技士の資格を取得するためには一定の実務経験が必要です。2級土木施工管理技士からのキャリアアップを目指すためにも、現場で多くの経験を積みたいものです。



・転職する

現在の職場で給与がなかなか上がらないと悩んでいるのなら、思い切って転職するのも1つの方法です。より条件のいい企業を選んで転職すれば、給与額が大幅にアップするかもしれません。

転職の際には、土木や建設の幅広い工事を扱っている企業を選びましょう。大規模な案件を多く手掛けている企業であれば、短時間でも多くの経験を積んで効率よくキャリアアップにつなげられます。また、資格取得のサポートや手当が充実している企業を狙うのもおすすめの方法です。


》土木施工管理技士の転職先を選ぶポイントとは?




■まとめ



資格職である1級土木施工管理技士の仕事は、給与水準が比較的高いという魅力があります。資格を所持していれば土木の現場で監理技術者として働けるようになります。大規模な工事の監督という責任ある仕事を任せてもらえることも多く、頑張りに応じて収入額もどんどん高くなっていきます。

土木の分野でキャリアアップを目指したい方は、ぜひ1級土木施工管理技士の資格取得を目指してみましょう。




■高草木建設では、公共工事の土木施工管理技士を募集しています!



高草木建設では現在、1級土木施工管理技士として活躍していこうとお考えの方を大歓迎しています。高草木建設は群馬県を拠点に公共工事や戸建ての新築・リフォームを行う会社です。

当社は、規模の大きな工事へのチャレンジを通して成長していきたいという方に最適な職場です。メインとなる仕事は公共工事なので、大きなスケールの現場をどんどん経験していただけます。

また、当社は従業員の働きやすさにも十分配慮しています。転勤や出張はなく、現場も会社があるみどり市内がほとんどです。残業は20時間程度と他社に比べて少なく、仕事とプライベートを両立することが可能です。従業員とそのご家族向けの福利厚生も充実しているので、安心して働いていただけます。

資格手当や技術手当を支給するなど従業員の頑張りを正当に評価しているのも当社の特徴です。頑張った分が給与に反映される当社のシステムは、モチベーションを維持しながら働けると評判です。

当社では土木施工管理技士のほかに、土木作業員や重機オペレーターも募集しています。働きやすい職場で頑張っていきたいとお考えなら、ぜひ高草木建設までお気軽にお問い合わせください。


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